大学受験のポラリス(志望理由書・小論文等対策)
【明治学院心理学部】今日は、面接対策も兼ねて大学の学部学科研究をおこないました!
明治学院の自己推薦AO入学試験の締め切りは過ぎてしまいました。
でも、まだこれから2次試験が待っています!
気を抜かないで勉強を続けましょう!

教育発達学科の場合は、小論文と面接の対策が必要ですね。
また、一般入試に備えて、通常の受験科目の対策も同時にやっていきましょう!
さて、今回は、面接対策も兼ねて、大学の学部学科研究をおこないました。
志望理由書の作成時も大学研究をやったのですが、面接でより適切な応答ができるように、もっと詳しく調べていくことにしました。
今回の授業の内容は、明治学院の先生の書いた論文を読んで大学でおこなっている研究内容に触れてみたうえで、その内容を文章にまとめるということでした。
今回の素材は、松永あけみ先生の「中学生の規範意識を育てる道徳の時間」(共著)を使用しました。
多少の専門用語は使われていますが、概してわかりやすい内容で、高校生でも十分に楽しんで読める内容だと思います。
どんな論文なのか掻い摘んで説明します。
この論文を書くにあたって、とある中学校で実験をおこなってきたのですが、その内容は道徳の授業時間を使って生徒それぞれに倫理的問題等について葛藤を生じさせ、適切な領域調整(社会的領域理論による用語)をおこなうことを目的としているものでした。
その授業内で生徒に示された事例は、横断歩道で信号無視をするかどうかとか、ゴミの分別をおこなうかどうかというものでした。これらの問題を生徒たちに示して、それそれが道徳的領域か慣習的領域か個人的領域か考えさせることによって、葛藤を生じさせて望ましい考え方に誘導することは可能なのか?ということを調べたものだと思います。
ciniiで調べられるので、興味のある人は調べてみましょう!
ただし、単純に「面白いな」と思って読んでいてはいけないんですね。
そもそも、明治学院大学の教育発達学科は、心理学部の中にあるので、心理学的手法を採りながら、そこから適切な教育方法を模索するというところに学科の特長があります。
ですから、あくまで心理学が根底にあることを忘れてはいけません。
今回の論文も単なる社会的な実験レポートとは違うんですね。
どういうところに心理学的手法が採られているのかということをしっかりと認識しながら読まないといけません。
そして、そこと自分の研究したい内容もできればリンクさせるといいでしょう。
特に興味のないテーマであれば、興味が出そうな論文を他に見つけていけばいいだけの話です。
今日、一緒にこの論文を読んでいった生徒は、興味を持ったみたいで、面接で「大学で研究したい内容はどんなものですか?」と聞かれた場合のきっかけ候補にしようかなと言っていました。
今日はこんなところです!