こんにちは!
今回は、南山大学国際教養学部の2024年度の総合型入試の問題について書きます!!
☆国際教養学部
大学のホームページに過去問題があるので見てみましょう!
国際教養学部も、総合政策学部と同じで、ここ三年間の問題の傾向は変わっていません。
まずは、過去問をしっかりとやりこみましょう。
大問1が英語を日本語で要約するもので、大問2が日本語を英語で要約するもので、大問3がそれらを踏まえた上で、英語か日本語(どちらでもいい)で意見論述するというものです。
大問1の英語の難易度は、英検準2級あれば十分読めるレベルです。3級でも単語さえわかればいけるかも。英検のリーディング対策をすればいいですね。
あとは、エッセイの訓練ですね。小論文の対策の一環として、要約の練習をするといいでしょう。
大問2は日本語を読んで、英語のエッセイを書くものです。ですから、英検のライティングの対策をしっかりとやっておけば、一石二鳥です。
大問3は通常の小論文対策でいいでしょう。
テーマは、どれも国際的な内容ばかりなので、ネタ本や小論文問題集等で国際ネタの文章を読んで、要約する練習をするといいでしょう。
今回の大問1(英文)のテーマは、生成AIによる作品作成についてで、アメリカの事例を挙げてそれらを要約させる問題でした。
大問2は、グローバリゼーションとナショナリズムについての文章を要約させる問題です。
大問3は、上記の2文章を前提として自分の意見を書けという問題でした。
試しに、AIに要約してもらいました!!
chatgptの要約です!
大問1
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コロラド州フェアは、昨年デジタルアートコンテストで人工知能(AI)を利用した作品に1位を与えたことで論議を呼び、新たなルールを導入しました。ゲームデザイナーのジェイソン・アレンは、AIプログラムを使用して作品を制作し、当初はその使用を開示しなかったことが問題視されました。これに応じて、今年のフェアからアーティストは作品の制作にAIを使用したかどうかを明らかにする必要がありました。
アレンは新ルールに反対し、AIアート作品への偏見として批判しましたが、再応募してもトップ3には入りませんでした。今年のデジタルアート部門には55件の応募があり、19件がAIを使用していましたが、大半が受賞には至りませんでした。フェアのリーダーは今後も技術の進化に合わせて対応し、将来はAI部門の追加も検討しています。(350字)
大問2です!
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chatogptによる要約例
Globalization and nationalism are often seen as opposing concepts. "National" refers not only to the nation-state but also includes the national economy, culture, and ideology shared by its people. These aspects form the foundation of a nation, which modern states use to assert their legitimacy within defined borders. However, nations face global challenges such as international trade, environmental issues, and ethnic conflicts that cannot be addressed independently. Globalization involves cross-border movements, while nationalism resists these movements through political and social actions. Despite their apparent conflict, globalization and nationalism are more complementary than contradictory. Globalization alters national structures without eliminating them entirely, as seen in multinational corporations benefiting from protectionist policies within the EU. Both globalization and nationalism are integral to understanding contemporary global dynamics.
124words
日本語訳例
グローバリゼーションとナショナリズムは、しばしば対立する概念と見なされます。「国民」とは、国民国家だけでなく、国民経済、文化、国民が共有するイデオロギーも指します。これらの側面は国家の基盤を形成し、近代国家は定められた国境内で正当性を主張するためにこれを使用します。しかし、国家は国際貿易、環境問題、民族紛争など、単独では対処できない世界的な課題に直面しています。グローバリゼーションには国境を越えた動きが伴いますが、ナショナリズムは政治的および社会的行動を通じてこれらの動きに抵抗します。一見矛盾しているように見えますが、グローバリゼーションとナショナリズムは相反するものではなく、むしろ補完的です。グローバリゼーションは、EU 内の保護主義政策から利益を得ている多国籍企業に見られるように、国家構造を完全に排除することなく変化させます。グローバリゼーションとナショナリズムはどちらも、現代の世界的ダイナミクスを理解する上で不可欠です。
まあまあですね。
今回はSIが作ったものをそのまま載せていますが、実際は自分で読んで自分で直して使いましょう~。
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