こんにちは!
今回は千葉大学です!
文学部の中に、人文学科行動科学コース・歴史学コース・国際言語文化学コースがあります!
ややこしいですね!
入試対策を考える前に、どんな入試形式なのか知っておきましょう!
募集人数は、それぞれのコースで、こんな感じです。
行動科学コース・9人
歴史学コース・5人
国際言語文化学コース・10人
気になる倍率です!文学部全体です。
2019→2.9倍
2018→1.9倍
2017→1.9倍
2016→3.3倍
今年はどうなるでしょう?予想が難しいです!
出願期間
令和元年11月1日(金)から11月6日(水)17時まで(土日祝日は除く)
調査書、推薦書、志望理由書、小論文、面接
小 論 文 実 施 日 時 ・ 場 所
令和元年11月16日(土)14:00~15:30 千葉大学文学部
面 接 実 施 日 時 ・ 場 所
令和元年11月17日(日)9:00~17:00 千葉大学文学部
2日にわたっての審査となります。
では、次に各コースがどんなことを勉強するのかを見てみましょう!
これも、志望理由書を書くのに大事なのです!
① 行動科学コース
人間とその行動の多様な側面について,総合的かつ学際的な教育・研究を行うコースです。人間の意識や心の働き,人間の知的機能や人間の持つ生物としての特性,人間が作り上げた社会や文化など,多様な視点から人間の行動にアプローチします。
このコースはさらに5個の専修に分かれるのです!コマカイ!
1 哲学専修:現代哲学,倫理学,科学基礎論,科学史,東洋哲学概説など。
2 認知情報科学専修:認知行動基礎論,言語情報処理論,データ解析基礎論,比較認知論,知的情報処理論など。
3 心理学専修:高次認知論,人格心理学,知覚心理学,認知心理学,社会心理学など。
4 社会学専修:地域社会学,コミュニケーション社会学,産業社会学,ジェンダーの社会学など。
5 文化人類学専修:医療人類学,ジェンダーの人類学,生態人類学など。
② 歴史学コース
歴史学コースでは,これまで,日本史,東洋史,西洋史という枠組みにとらわれずに,世界史的観点に立って歴史学を研究・教育することを特徴としてきました。また,これに加えて,「もの」「かたち」「文字」という三つの文化伝達要素にそくして,歴史と歴史学を考えるための新しい分野も展開します
ということらしいのですが、簡単な言葉のわりに内容がよくわかりませんよね。
最近の歴史学の傾向からは、「相対主義」がキーワードとなっているように感じます。
歴史は絶対的なものではなく、いろんな見方があるということを基本として学んでいくのだと思います。
例えば、これまでの世界の歴史は、勝者の歴史なわけです。
でも、敗者から見た歴史もあると思います。
ただ、敗者は以前の世界ですと殺されてしまうことが多いので、だれにもわからなくなってしまうわけですね。
そういった、これまで見えてこなかった歴史にスポットライトを当てて研究していこうという内容だと思うのですが、それだけだと範囲が広がってしまいすぎるので、3つの要素を挙げているのかもしれません。
③ 国際言語文化学コース
国際言語文化学コースは,国際化と多様化の時代に対応して,文化の国際的関連性や,言語・文学・文化の多様なあり方や構造について,幅広い研究・教育を行います。
これも、説明が抽象的ですね。
ただ、このコースは名前がある程度説明していますね。
つまり、「国際的な、言語にまつわる文化について研究する」といったところでしょう。
ただ、いろんな言語が世界にはありますが、言語の研究が進んでいるのはヨーロッパなので、ヨーロッパの言語を中心に扱っていくようですね。
まず、また審査対象となるものを思い出してください!
「調査書、推薦書、志望理由書、小論文、面接」でしたね!
この中で、調査書と推薦書は、直前期にはどうしようもないですね。もっと以前から対策しないといけません。
逆に、志望理由書、小論文、面接については、3年になってからでも対策が可能かと思います。
また、志望理由書と面接については、内容がリンクすることが多いので、まずは志望理由書をしっかりと書けるようにしましょう。
さらに、志望理由書と小論文についても、書き方という面では重なる部分があるので、両方の対策になります。
このように、結構重なる部分が多いんですね。
では、内容的にどういった対策をしたらよいのでしょう?
基本的に、志望理由書は「その大学学部学科になぜ入りたいのか?」ということを「自分の特長」と合わせて書いていくものです。
そして、小論文(一部面接)では、大学で学ぶ分野の入り口にあたる内容だったり、基本的な考え方を聞いてくることが多いです。千葉大学も過去の出題を見る限り、同じです。
結局、「大学研究」が一番大事ということになるかと思います。
ですから、まずは大学の募集要項やホームページにある、学部学科紹介やアドミッションポリシーの内容を熟読してください。
そして、そこから研究内容を推測して、研究内容を調べましょう。
例えば、こういった本があります。
行動科学への招待―現代心理学のアプローチ 単行本 – 2012/1/1
米谷 淳 (著), 尾入 正哲 (著), 神藤 貴昭 (著), 米澤 好史 (著) 福村出版
こういった入門書を読むと、その学問の概略がわかります。
ちなみに、この本は、心理学から行動科学を考えた本のようですね。
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