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帝京大学の小論文の書き方【文系の問題】

最終更新: 1月31日

今回は帝京大学の文系の小論文です!




まず、2018年のAO入試の問題です。


課題文は、監察医である上野正彦さんが書いた本である「監察医の涙」から抜粋した者です。

内容は、上野さんが監察医を続けている理由などについて書いたものです。

監察医と聞くと、普通の人は「いつも死体と一緒で大変でしょう」とか、「気持ち悪くなりませんか」と心配しています。

でも、上野さんはそんなことはなく、いつも死体と会話をしているそうです。

しかも、死体は嘘を吐くことがないないという。

確かに、いろいろと大変なこともあるけど、それはどの仕事も同じで、つまらないから辞めるのではなく、その中に自分で面白さや楽しさを見つけることによって、「楽しい」とか「やりがいを感じる」ようになるものだと言っています。





100字要約の部分は、前半よりも後半の「簡単に諦めずに、もうひと踏ん張りしてほしい」あたりのことをまとめましょう。





次に、400字の自分の意見ですが、どのように書いたらいいのでしょう?


これは、志望理由を書けばいいと思います。

この文章で、大学の先生方が伝えたかったり、受験生から聞きたいと思っていることは、「大学で何を学びたいのか?大学を卒業してどんな仕事に就きたいのか?」ということだと思います。


筆者は「すぐに諦めずに頑張れ(もうひと踏ん張りしてほしい)」と言っているんじゃないの?と思う人もいるでしょう。

確かにそう書いてはいるのですが、「頑張れ!」と言われれば「頑張ります!」くらいしか返事が出来ないでしょう。

筆者の「頑張れ」という言葉を使って、何らかのメッセージが発せられているのです。

その筆者の言葉を使って、大学の先生方は何を伝えたいのだと思いますか?

それが、「大学で何を学びたいのか?大学を卒業してどんな仕事に就きたいのか?」ということだと思います。


最近は、大学に入ってもすぐに辞めてしまう人が増えています。

帝京大学も例外ではないと思います。

では、辞めないようにするにはどうしたいいのでしょう?

それは、大学入学後に目標があることだと思います。


この小論文によって、それを考えてください。すでに考えていたのなら、それを書いてください、ということだと思います。

ですから、「志望理由が200字だ!わーい!」とのんきに200字埋めただけの人は、ここで苦労することになるでしょう。


志望理由書の書き方については、こちら→志望理由書の書き方


一方で、ほかの書き方もあります。

それは、通常の小論文を書くという方法ですね。


つまり、問題提起をしたうえで、自説と反対説を述べてから、結論を書くというものです。

問題提起は、なんでも構いません。例えば、課題文で「仕事はすぐには辞めない方がいい」ということを述べられているので、「仕事が合わないと思ったら辞めるべきか、辞めない方がいいのか」という問題提起でもいいでしょう。

大事なのは、問題提起に合わせた意見と理由をしっかりと挙げて書くことです。


次に、推薦入試のほうの小論文です。

こちらは、日本語のプレゼンスについての課題文です。


まず、「プレゼンス」とは何でしょう?


プレゼンス(presence)
存在。 存在感。 特に、軍隊・国家などがある地域へ駐留・進出して軍事的、経済的に影響力をもつ存在であること。

課題文では、「日本文化には結構プレゼンスがある」と書いています。

アニメなどによって、日本語自体の存在感は結構あるというのは、知っている人もおおいのではないでしょうか?

そして、日本が世界からもっと関心をもってもらうための方策を2つ挙げています。


ひとつは、日本語自体の露出を増やすことと言っています。これは、要するに世界に人々が日本語を目にする機会を増やしていこうという方法です。


2つ目は、日本文化と他国の文化を交信するという意識を持つという方法です。これもちょっとわかりにくいのですが、要するに各国の問題を日本の考え方が解決したりすることによって、外国の人々の目に触れるようにする、というものです。


こういったことを核にして100字要約をおこなうといいと思います。


では、400字による自分の意見です。

これも、内容は何でもいいと思います。

例えば、現在、日本はたくさんの外国の人々を呼び込んで、観光業を発展させようとしています。でも、こんなに外国人を迎え入れなくてもいいのでは?と思ったことはありませんか?

例えば、外国の人が、日本に来て本当にお金を落としてくれるのでしょうか?

中国の人の中には、中国の旅行会社のツアーで来て、中国の人が経営している土産物屋でお土産を買って、中国の人が運営するタクシーによって移動して、中国の人が経営するホテルに泊まり、中国の人が経営している中華料理屋で食事をする、ということが起こっています。

これで、本当に日本が観光によって儲かっているのでしょうか?

そういうところから、「日本は観光に力を入れるべきなのか?」という問題提起が可能になると思います。

あとは、それについて自分の意見と反対意見を書いて、自分の説の説得的な理由を挙げればいいのです。


とはいえ、これではほかの受験生たちに差をつけることができません。

適切に問題提起をして、それについて論じてこれる受験生はそれなりにいると思います。

そこで、何を書いたら他の受験生たちに差をつけられるでしょう?


それこそが、志望理由書との合体です!

どういうことかといいますと、自分の志望学部学科で学びたいことに絡めた内容にするのです。

例えば、法学部に入りたいと思ったら、外国人犯罪と絡めるのです。

また、教育学部に入りたいのであれば、外国人に門戸を開くことによって、日本に定住する外国人が増えてきます。定住すると、日本で子供を産んでそのまま日本で生活する人々も増えてくるでしょう。そこで問題となるのが子供の教育です。

・・・とまあ、こんな感じで自分の志望と絡めた内容にすることによって、ほかの受験生たちに差をつけることでしょう。


どうでしょうか?


小論文は難しいなと思いましたか?それとも、簡単だなと思いましたか?

現在の高校では、ほとんど小論文の練習をしません。

そういう意味では、ほとんどの高校生がまともな小論文を書くことができないでいるのです。それは、小論文を書く能力がないというわけではなくて、書く練習をしていないというだけなのです。

そういった状況なので、そこまで高レベルの内容が求められているわけではありません。

とはいえ、もちろんすぐに小論文が書けるようになるわけではありません。きちんと時間をかけて練習をしないといけません。でも、きちんと対策をしていけば、必ず書けるようになると思います。受験は競争なので、ほかの受験生よりもちゃんとしたものが書ければいいのです。


小論文の書き方はこちら→「小論文の書き方」


ここまで、文系学部のAO入試と推薦入試の小論文について見てきました。

帝京大学の場合は、志望理由書の字数がとても少なくなっています。

配点は、調査書と筆記試験のものが多くなっています。

ですから、まずは調査書と筆記試験の点数を上げる努力をしなければなりません。

それらが、合格ラインを超えそうだなというレベルにまでなったら、面接と小論文の対策を始めるといいと思います。


ポラリス新小岩でも、AO入試や公募推薦入試対策をおこなっています。

詳しくは下のページを見てください!

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