こんにちは!「大学受験のポラリス」です!
志望理由書や小論文のやり方授業、添削をしています!
今回から、総合型選抜、推薦入試のための読書案内を始めます!
記念すべき第一回は、これ!
医学部だけでなく、看護、薬学部、理学療法士、言語聴覚士等の医療系学部の受験生に参考になると思います。
医学・医療概説―医学部進学のための特別講座 (河合塾シリーズ)
昔から、医療系は小論文を書かされるところが多く、医療問題について勉強しないといけない場合が多くありました。
それは現在も変わっていません。
そこで、ニーズがありそうなので、医療系に役立つ本を紹介します!!!
「医学部進学のための」とありますが、医療に関する問題点が詳しく、広く載っているので、掻い摘んで読めば他の医療系の学部進学者についても使える本だと思います
内容を見てみましょう!
目次を見ると2章に分かれています
1章 医学・医療の目的と課題
2章 医学・医療の最前線
という分け方です
1章は、9講に分かれています
医学部を狙う学生は全部読まないといけないと思いますが、看護師だったり理学療法士等を目指す学生も、1,2,4講以外は読んでおいた方がいい内容ですね!
次に、2章です。1章は総論的な内容で、こちらは各論的な具体的な内容となっています。
看護師志望の学生も、全部をざっと読んでおいた方がいいでしょう。その中で、自分がなりたい看護師像に関係する項目についてはしっかりと読みましょう!
理学療法士や作業療法士を目指す学生も、2,3,4,14講くらいは読んでおくと、志望理由書や小論文を書く時のネタになると思います。
この本を読んでもらうとわかると思うのですが、医者等の医療関係者は治療だけやっていればいいだけではありません。
患者の人生に関わるのです。
そういった、場合によっては命にかかわるような局面においては重大な判断が求められます。医学的に正しい判断がかならずしも患者の同意を得られるとは限りません。
いわば、正解のない世界です。
そういった世界、状況でなるべく「正しい」判断をするには、医学的知識だけでは難しい場合も多いでしょう。
深刻な場面になればなるほど、そうだと思います。
そういうことを考えるきっかけになるのかなと思います。
また、この本は、河合塾の講師達が中心になって書いています。
医者という専門家ではないんですね(たぶん)
ですから、そういう意味では受験には役立ちそうな内容になっていると思いますが、専門的な観点からすると、物足りない部分もあるのではないかと思います(私も医療専門家ではないのでわかりません)
そのあたりについてもっと信頼できる本が欲しい!という場合はこれ!!!
「学生のための医療概論」
こちらは、執筆者はおそらく全員医者です
こちらの本については次回以降に紹介したいと思います!
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