
◆ 結論
都市社会学はアメリカのシカゴで生まれたので、都市社会学を専攻するのならば、ゆくゆくはせめて翻訳本を読んだ方がいいかとは思います。
ただ、今回の主旨は、高校生が軽く都市社会学の概要をつかむのに、何を読んだらいいのか?というものなので、翻訳本は除いた方がいいかと思います。
ということなので、日本人研究者が書いたもので、初心者向けのものがいいでしょう。
とはいえ、都市社会学自体はそれほど普通の人が読むほどポピュラーな学問ではないので、専門書を読むことになるのですが、その中でも大学一年生がくらいが読むもの、つまり大学に入って最初の方に使うことになる本をざっと見てみるのがいいのではないでしょうか?
横浜国立大学都市科学部では、「よくわかる都市社会学」中筋直哉他が挙げられている授業が多いので、それがよさそうですが、個人的には「都市社会学・入門〔改訂版〕 (有斐閣アルマ) 2022/12/22 松本 康 (編集)がいいと思います(横浜国立大学のシラバスに参考書として挙げられてはいます。)。
理由は新しいからです。
まずは、都市社会学がどんな学問かを知るのに参考になる本をAIに聞いてみました!
エックスのGROKは微妙だったので、GEMINIさんに聞いてみたところ、まあまあだったので、結果を載せます!
◆ AIによるセレクト
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高校生が都市社会学の概要を学ぶにあたって、以下のような本が良いでしょう。
1. 『都市社会学』 (有斐閣アルマ)
特徴: 都市社会学の基礎概念や理論を網羅的に解説しており、都市社会学を学ぶ上で必読の入門書と言えます。
著者: 町村敬志
出版社: 有斐閣
2. 『よくわかる都市社会学』 (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)
特徴: 図やイラストを多用し、都市社会学の基礎知識をわかりやすく解説しています。専門用語も丁寧に解説されているため、初めて都市社会学に触れる人でも理解しやすいでしょう。
著者: 橋本健二
出版社: 講談社
3. 『都市は人類最高の発明である』
特徴: 都市の重要性や都市が社会に与える影響について、経済学的な視点から解説しています。都市の多様性や創造性、イノベーションについて学ぶことができます。
著者: エドワード・L. グレーザー
出版社: NTT出版
4. 『アメリカ大都市の死と生』
特徴: 都市計画の古典的名著であり、都市の多様性や活力の重要性を説いています。都市の衰退やスプロール現象の問題点についても学ぶことができます。
著者: ジェイン・ジェイコブズ
出版社: 鹿島出版会
これらの本は、都市社会学の基礎知識や理論を学ぶ上で役立ちます。また、都市の歴史や文化、都市問題についても理解を深めることができるでしょう。
これらの本を読むことで、都市社会学への興味関心を深め、さらに深く学びたいという気持ちになるかもしれません。その際は、大学の社会学部や都市社会学研究室などが、より専門的な知識や研究に触れる機会を提供しています。ぜひ、大学のオープンキャンパスや説明会に参加して、都市社会学の世界に触れてみてください。
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日本人研究者と翻訳本が2冊ずつと、バランスのとれたセレクトかと思います。
しかし、古い本だし、アメリカの事情中心に書かれているのでイメージしづらそうです。
◆ 横浜国立大学のシラバスから
次に、都市社会学といえば、横浜国立大学の都市科学部が有名なので、そこのシラバスを見てみました!
そこでは、「都市社会学講義」では、「よくわかる都市社会学」中筋直哉が挙げられていました。一番基礎的な本です。
また、「都市社会基礎論」では以下の参考書8冊が挙げられていました。
書名 よくわかる都市社会学
著者名 中筋直哉, 五十嵐泰正 編著,中筋, 直哉,五十嵐, 泰正, 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2013
書名 都市社会学を学ぶ人のために
著者名 玉野和志 編,玉野, 和志 出版社 世界思想社 出版年 2020
書名 都市社会学・入門 = Introduction to Urban Sociology
著者名 松本康 編,松本, 康 出版社 有斐閣 出版年 2022
書名 よくわかる都市地理学
著者名 藤井正, 神谷浩夫 編著,藤井, 正,神谷, 浩夫 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2014
書名 ベーシック都市社会地理学 = Urban Social Geography
著者名 神谷浩夫 著,神谷, 浩夫 出版社 ナカニシヤ出版 出版年 2018
書名 都市に聴け = Back to Voices of the City : アーバン・スタディーズから読み解く東京
著者名 町村敬志 著,町村, 敬志 出版社 有斐閣 出版年 2020
書名 都市を観る : 社会地図で可視化した都市社会の構造
著者名 浅川達人,浅川, 達人 出版社 春風社 出版年 2022
書名 つながりづくりの隘路 : 地域社会は再生するのか
著者名 石田光規 著,石田, 光規, 出版社 勁草書房 出版年 2015
赤字の2冊を中心にして、あとの本は、興味のある部分だけつまみ読みでよいのではないでしょうか?
参考にしてくださいね!
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