理学療法士とは
理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれます。
ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。
治療や支援の内容については、理学療法士が対象者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成します。
理学療法士の仕事をするには資格が必要
理学療法士として人の役に立つ仕事をするためには、まず国家資格を取得することが必要です。
国家資格とは、国が法律で定め、国や地方自治体などが認定する資格のことをいいます。
理学療法士の場合は、「理学療法士及び作業療法士法」にもとづき、厚生労働大臣が免許を与えます。
理学療法士の資格を取るには、まず大学・短大・専門学校へ
理学療法士の国家試験を受験するためには、養成校で3年以上学び、必要な知識と技術を身につけることが必要です。
養成校には4年制大学、短期大学(3年制)、専門学校(3年制、4年制)、特別支援学校(視覚障害者が対象)があります。
資格取得後、より専門的な知識を身に付ける場合、研究職をめざす場合などは大学院もあります(修士課程・博士課程)。
なお、すでに作業療法士の資格を持っている人は、養成校で2年以上学べば受験資格が得られます。
また、外国の養成校を卒業した方、外国で理学療法士の免許を取得した人は、所定の手続きをして厚生労働大臣の認定を受ければ、新たに養成校に入る必要がない場合や不足した単位のみ取得すればいい場合もあります。
(出典:http://www.japanpt.or.jp/general/aim/physicaltherapist/)
1 試験期日 (1)筆記試験 平成31年2月24日(日曜日)
(2)口述試験及び実技試験 平成31年2月25日(月曜日)
2 試験地
(1)筆記試験
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県及び沖縄県
(2)口述試験及び実技試験
東京都
3 試験科目及び試験方法
(1)筆記試験 一般問題及び実地問題に区分して次の科目について行う。ただし、重度視力障害者(視力の良い方の眼の矯正視力が0.03以下若しくは視力の良い方の眼の矯正視力が0.04かつ他方の眼の矯正視力が手動弁以下又は周辺視野角度(I/4視標による。以下同じ。)の総和が左右眼それぞれ80度以下かつ両眼中心視野角度(I/2視標による。以下同じ。)が28度以下若しくは両眼開放視認点数が70点以下かつ両眼中心視野視認点数が20点以下の者をいう。)に対しては、実地問題については行わない。また、重度視力障害者に対しては、点字、試験問題の読み上げ又はその併用による受験を認める。弱視者(視力の良い方の眼の矯正視力が0.15以下又は周辺視野角度の総和が左右眼それぞれ80度以下かつ両眼中心視野角度が56度以下若しくは両眼開放視認点数が70点以下かつ両眼中心視野視認点数が40点以下の者をいう。)に対しては、弱視用試験による受験を認める。 ア一般問題 解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法 イ実地問題 運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法
(2)口述試験及び実技試験 重度視力障害者に対して、筆記試験の実地問題に代えて次の科目について行う。運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法
4 受験資格
(1)学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することができる者であって、文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した理学療法士養成施設において、3年以上理学療法士として必要な知識及び技能を修得したもの
5 受験手続
(1)試験を受けようとする者は、次の書類等を提出すること。 アすべての受験者が提出する書類等 (ア)受験願書 (イ)写真 出願前6月以内に脱帽正面で撮影した縦6センチメ-トル、横4センチメ-トルのもので、その裏面に撮影年月日及び氏名を記載し、厚生労働省又は理学療法士国家試験運営本部事務所若しくは理学療法士国家試験運営臨時事務所において交付する受験写真用台紙に貼り付けた上、同台紙に所定の事項を記入して提出すること。 (ウ)返信用封筒
(3)受験手数料
ア受験手数料は、10,100円
(4)受験票の交付
受験票は、郵送により交付する
6 合格者の発表
試験の合格者は、平成31年3月25日(月曜日)午後2時