台東区・墨田川高校・50分・小論文
第1問目
齋藤孝「1分で大切なことを伝える技術」の一部分を読み、要約する。
40-50字
第2問目
「総人口と高齢化率の推移」グラフから課題を3点を読み取り、解決のための取り組みを示す。
420-550字
グラフは総務省が出しているものなので、載せてもいいでしょう。
第一問は、内容の要約です。
これは、文章を読んで、内容を理解できているかということを試す問題です。
ここでは、斎藤先生は「アウトプットを意識したインプット」が大切ということを述べています。
文章の最初では、本を読んだけど内容が説明できない人が結構いる、という内容の文章から始まっています。
なかなか耳が痛い書き出しですね。
本に限らず、人の話を聞いた後に、「聞いてた?」と聞かれることがありますよね。
その場合に、たいてい「聞いていたよ」と答えますが、さらにその後で「じゃあ、何て言ったか説明してみて」と言われることがありますよね。
その時の気まずさを思い出しました。(笑)
大前提として、文章の中身がわかっていなければなりません。
そうでないひとは、まずは内容理解から始めましょう!
内容理解が出来ているのであれば、キーワードを拾っていきましょう。
それを本文と同じ論理関係のままつなげていくのです。
慣れれば、結構速くできると思いますよ。
次は、グラフ読み取り問題ですね。
問題が「問題点を3点挙げて、解決策を述べよ」というものなので、とりあえず問題点を考えられるだけ挙げましょう。
その中で、使えそうなものを3つ選び、解決策につなげましょう。
解決策を初めに考えて、それにつながりそうな問題点を選んでもいいでしょうね。
例えば、解決策を「高齢化社会を迎えると、国全体の生産力や競争力が落ちるので、老人の経験と知識を有効活用しなければならない。そのためにIT技術等を発達させて、体力なくても楽にいろいろな活動をできるようにすべき」というようなものにするとするならば、そrに合った問題点を見つけるといいでしょう。
とはいっても、グラフ自体が超高齢化社会を表したグラフなので、そこで示されている事実を記述すれば、自然と結論につながるとは思います。
あとは、それを時数内に収まるように書けばいいだけです。
この部分は、いろんな問題をたくさん書いて慣れていくしかありません。
頑張りましょう!
偏差値:60
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墨田川高校の入試倍率推移
学科 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度
普通[一般入試] 1.4 1.3 1.4 1.5 1.7
普通[推薦入試] 3.3 3.5 3.6 4.0 5.1
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