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  • 執筆者の写真大学受験のポラリス(志望理由書・小論文等対策)

【総合型対策】都市社会学が学べる大学!!【横国・都立大・横浜市立・立教他】

今回は、都市社会学が学べる大学についてです!

都市社会学が学べる大学!!【横国・都立大・横浜市立・立教他】


みなさん、都市社会学って知ってますか?

先日、受験相談に来た生徒が、自分が大学で勉強したいなという内容を話してくれました。

それを総合すると、都市社会学っぽかったので、「都市社会学というものがあるよ」、という紹介したところ、その内容が興味ある分野と被っていたようでした。

あまり馴染みのない「都市社会学」について、今回は記事を書きたいと思います!

 

 

都市社会学とは

都市社会学とは・・・?

都市ないし都市的生活様式をその研究の中心的な対象とする社会学の一分野

これだけだと、ちょっと抽象的で具体的なイメージがわかないですよね。

ネットで調べてみると、こういう記事もありました!

「都市社会学が問題とするのは・・・地域的広がり,空間形態,人口規模,人口密度,職業構成と産業構成,通勤,内部の空間構造,位置,都市人の生活様式,意識態度などである。」

 

また、ある本の前書きではこんなことが書いてあります。

社会学はもともと近代の都市を舞台として成立したものであり、いわば社会学は当初すべて都市の社会学であった・・・。・・・都市社会学の源流としてのロンドンの労働者生活研究もシカゴ学派の都市社会学も、いずれも社会学研究の嚆矢(こうし)として知られている。シカゴ学派は今でこそ都市社会学の源流とされるが、当時はアメリカ社会学を代表するものであった。したがって、都市社会学を学ぶことは社会学の始まりを学ぶことにもなる。また、いうまでもなく都市はさまざまな学問領域の対象となってきた。そのような諸科学が都市を扱う際に忘れてはならない、都市の人間的・社会的側面に関する基礎的な理解を、都市社会学は与えてくれる「都市社会学を学ぶ人のために」前書きより

 

これらを見ると、都市社会学はもともと社会学の一種で、社会学自体がその守備範囲を広大なものとしており、都市社会学についても「都市」という限定はあるものの、都市に関するものであれば、様々な分野をカバーしているといえそうです。

 

都市社会学の歴史

とりあえず、守備範囲が広いということはわかりましたが、それでも都市社会学が研究の対象としてきたことをみることによって、都市社会学が積み重ねてきたものがわかるでしょう。

学問は、過去の偉人の肩に乗っていることが前提となっていて、そこからさらに研究を発展させていくものです。

歴史は重要ですよ!

 

wikipediaに、都市社会学の歴史がざっくりと書いてあるので紹介します。

 

☆古典的研究都市社会を対象とする研究は古くから数多いが、一般に都市社会学と呼ばれる場合、その先駆的業績は、産業革命以降の急激な社会変動下にある都市の実態研究に求められる。その古典的な研究としては、フリードリヒ・エンゲルスやカール・マルクスらの都市研究が挙げられる。また、マックス・ウェーバーによる都市の歴史社会学的研究、ゲオルク・ジンメルの大都市生活論も忘れてはならない。ただし、実証的な実地調査に基づく都市社会学的研究は20世紀まで待たねばならない。 ☆シカゴ学派の誕生と日本の都市社会学20世紀初頭、米国のシカゴ大学で研究が始まり、シカゴ学派と呼ばれる学究の集団が形成された。代表的な研究者としてルイス・ワース、アーネスト・バージェスらの名が挙げられる。ワースはアーバニズム論、バージェスは、同心円地帯論、遷移地帯論で知られる。日本でも、すでに戦前から戦後にかけて、都市社会の実証的研究が行われてきた。矢崎武夫は、1949年9月から1952年9月まで3年間シカゴ大学大学院で、ルイス・ワースやP.ハウザーなどに都市社会学を学んでいる。そのほかに中心的な研究者として、鈴木栄太郎、磯村英一、奥井復太郎らを挙げることが出来る。 ☆新都市社会学以後の展開その後、マルクス主義の影響の下に、都市をジェンダーや階級など権力のあらわれる場ととらえるマニュエル・カステルら新都市社会学が登場して、都市問題の認識の前提に上記の視点が欠けているとしてシカゴ学派を批判した。都市社会学は、つねに同時代の都市社会の姿を映す鏡であると言われる。このことは、現代の都市社会学にもあてはまり、今日では、グローバル化と都市の関係(グローバル都市論)、先進資本主義国大都市のインナーシティ、エスニック・マイノリティ問題、第三世界の大都市問題(メガシティ論)など、数多くの都市的問題に取り組まれている。現在における日本の著名な研究者には、シカゴ学派の流れをくむ松本康、新都市社会学を介して空間論的転回の流れを決定づけた吉原直樹、シカゴ派の流れをくみつつもマルクス主義的のグローバル都市について論じた町村敬志がいるが、他に文化のあらわれる場所としての都市を社会学的に考察するものとして吉見俊哉や若林幹夫などがいる。吉見や若林らは自らの学問領域を都市社会学とはいわず、文化の社会学といういい方がされていたりするが、基本的には上記の空間論的転回の延長線上にある。

 

現代において問題となっているものは、

・グローバル化と都市の関係(グローバル都市論)

⇒横浜国立大学では、このような授業が実施されています。

・先進資本主義国大都市のインナーシティ

インナーシティについての解説です。埼玉大学ではこのような授業がおこなわれています。

・エスニック・マイノリティ問題

・第三世界の大都市問題(メガシティ論)

亜細亜大学のメガシティ論についての授業のシラバスです!

・・・などがあるようです。

こういった問題群の中から興味のあるものを選んで、自分で調べてみましょう!!

 

調べ方

例として、立教大学で調べてみましょう!

まず、立教大学のシラバスのサイトに行きましょう。

そこで、「都市」で検索すると、いろんな授業が出て来ますね。

都市計画論、都市社会論、都市文化論、都市経済学、都市コミュニティ論・・・

この中から、興味を惹かれるものを順に片っ端から見ていきましょう。

ここでは、「都市社会学」を見てみましょう。

中に入ると、こんな感じのことが書かれています。

 

【都市社会学】・授業の目標都市社会を捉えるための基本的な視点と方法を学ぶことを通して、自らが生きる場としての都市について考える力を養う。 ・授業の内容都市という社会は、どのような特徴を持ち、どのような変化を遂げてきたのか。そしてどこに向かおうとしているのか。このことを捉えるための視点と方法を、都市社会学が蓄積してきた知見と方法を中心に検討していく。授業計画は以下を予定しているが受講生の関心などに応じて変更することもある。 ・授業計画1. イントロダクション 2. 都市とは/都市社会学とは 3. 都市社会学の始まり:シカゴとシカゴ学派 4. 都市社会学の基礎(1):アーバニズム 5. 都市社会学の基礎(2):社会-空間構造 6. 都市社会学の基礎(3):地域コミュニティ 7. 都市社会学の基礎(4):社会的ネットワーク 8. 都市の現在を捉える(1):都市の発展段階 9. 都市の現在を捉える(2):情報化・グローバル化と都市 10. 都市の現在を捉える(3):都心とインナーエリア 11. 都市の現在を捉える(4):郊外 12. 都市の現在を捉える(5):市民活動 13. 都市の現在を捉える(6):都市と災害 14. まとめ ・テキスト松本康編 『都市社会学・入門』 有斐閣

テキストに沿った内容の授業となっているようですね。

まずは、都市社会学の歴史を知って、どういう問題意識なのかを把握して都市社会学の基礎を身に付けてもらおうという趣旨に感じます。

 

次に、「都市政策論1」を見てみましょう!

 

【都市政策論1】〇授業の目標・都市や地域の問題に関する既存の分析を理解し、批判的に検討できるようになる。・経済学を応用して都市や地域の問題について論理的に分析できるようになる。〇授業の内容ミクロ経済学、公共経済学の確認を交えつつ、私たちの住む都市・地域の諸問題について分析していく。前半では日本や世界の地域・都市の「でき方」「仕組み」を概観した後、都市内の土地利用がどのようにして決まるのか、詳しく解明する。後半では政策的介入が必要な理由を確認した後、土地問題、住宅問題を経済学的、政策の面から考察する。〇授業計画1. イントロダクション 都市経済学とは 2. 都市と都市システム 3. 都市政策分析のための生産者行動理論 4. 都市が存在する理由 5. 都市政策分析のための消費者行動理論 6. 都市内土地利用の理論(1) 消費者の立地選択 7. 都市内土地利用の理論(2) 都市の空間構造 8. 都市内構造の理論のまとめ 演習と応用 9. 政策的介入が必要な理由 10. 土地市場 11. 土地政策 12. 住宅市場 13. 住宅政策 14. 都市交通 都市政策論1のまとめと質疑応答〇テキスト高橋孝明 『都市経済学』 有斐閣 2012

講座名は「都市政策論」となっていますが、教科書を見てみると「都市経済学」です。

ということは、本質的には都市の経済をメインにやっていることが予想されますね。

都市の経済って何を勉強するんだろう?となるかもしれません。

具体的には、都市を産業化するには、まず工場などを誘致することになり、そのための立地問題が出て来ます。

どこに工場を作ると、効率的な都市開発ができるのか?という内容です。

そこには、単なる工場の立地問題だけではなくて、道路や鉄道などの輸送・交通問題も絡んできます。

工場が出来たとして、次にそこで働く人々が必要となります。

地元の人々だけで済むならいいのでしょうが、中には外から仕事目当てで引っ越してくる人も出てくるかもしれません。

そういった人々の住宅問題や通勤問題や食料問題などが出て来ます。

そうすると、工場を作っただけではダメで、家を作ったり、スーパーを作ったりも必要となってきますね。

そういった内容が指定の教科書に丁寧に書かれています→高橋孝明「都市経済学

この本を図書館で借りて読んでみよう!両方とも、市川市の図書館に所蔵されていて、借りることができます!

より詳細な内容がわかります!

 

2つの授業内容を見て来ましたが、そこで指定されている教科書の目次を見るだけでも、大学でどういう勉強をするかが多少はわかります。

その上で、ここを受検するかどうかを決めましょう!!

 

 

日本の都市社会学の主な研究者と所属先

町村敬志 東京経済大学コミュニケーション学部教授

・金子勇 (元?)神戸学院大学教授

・松本康 元立教大学社会学部教授・グローバル都市研究所研究員

石垣 尚志 東海大学文化社会学部 心理・社会学科

北田 暁大 東京大学大学院情報学環

佐藤 郁哉 同志社大学商学部

・桜井 厚 退官後、現在の所属不明

・白波瀬 達也 関西学院大学人間福祉学部

・妻木 進吾 龍谷大学 経営学部

・西澤 晃彦 神戸大学国際人間科学部グローバル文化学科

好井裕明 日本大学文理学部社会学科

吉見 俊哉 東京大学大学院情報学環

若林 幹夫 早稲田大学教育学部社会科公共市民学専修

(敬称略)

 

進路を決めるにあたって、専門家の意見を聞く

どうでしょう?

なかなか難しいでしょうか?

でも、「大学に入ってからやりたいことを探す!」という人もいますが、意外と大学四年間は短い!

できれば、入る前から決まっている方がいいですよね!

それに、総合型選抜や、公募推薦などでの進学を希望している人はなおさら事前に大学で何をやるか?を決めておかないといけません!

志望理由書を書いたり、面接で答える内容を決めておかないと合格できないからです。

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