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執筆者の写真大学受験のポラリス(志望理由書・小論文等対策)

中部大学の小論文対策!解答例もあるよ!

更新日:10月30日




まず、中部大学の一般推薦入試情報!!


一般推薦入試は、全部の学部で実施されています!


推薦入試には2種類あります!

① 一般推薦入試A(専願)全体の学習成績の状況:3.5以上 (評定平均値)

② 一般推薦入試B(併願可)他大学併願可。全体の学習成績の基準なし



倍率はどのくらいか?


【例】

・現代教育学部→専願:1.6 併願:2.8

(一般入試の前期入試A方式→2022:2.3、2021:2.5)

一般入試より全然低い!!


・生命健康科学部→専願:3.3 併願:2.4

(一般入試の前期入試A方式→2022:3.3、2021:6.1)

やっぱり一般入試より全然低い!!


どこの学部もこんな感じで、一般入試よりも推薦のほうが倍率が低いところばかりです。


詳しくは↓のリンクを見てください!



では、推薦入試の選抜方法はどんな感じでしょう?


書類審査(調査書(全体の学習成績の状況))30点、小論文(字数制限800字)30点、面接試験(志望理由書の内容を含む) 30点、活動評価 10点の合計100点満点で合否判定を行います。 *募集要項より

「活動評価」が何なのかわかりづらいですが、ここは英検2級を取りましょう!

それで万事解決です!





推薦入試対策で大事なのは?


対策で大事なのは、当然以下の5個です!

①評定

②小論文対策

③面接対策

④英検対策

⑤志望理由書対策


①④については、高校1,2年から心がけて対策をしていきましょう!

直前期は②③⑤の対策をすることになりますが、この中で、まずは志望理由書を書きあげましょう!志望理由書をちゃんと作ることが小論文と面接の対策となるのです。中部大学の場合は、用紙の大きさからだいたい600字程度のものを書くことになると思います。


志望理由書が書けたら、小論文と面接の対策をしましょう!!

今回は、中部大学の小論文の対策例を書きたいと思います。




現代教育学部の小論文の過去問題を見てみよう





【問題】

現代教育学部

いじめ防止対策推進法(平成25年9月28日)が作成されるなど,国を挙げていじめ撲滅を目指しています。しかし,学校でのいじめはなくなりません。小学校・中学校・高等学校の中から一つの校種を想定し,その校種において,あなたが考えるいじめがなくならない最大の原因を記述してください。次に,いじめのない学校を実現するために,幼少期からどのような支援や指導等を行うことが効果的だと思われるかを,理由を添えて論述してください。




【解答例】

私は、高等学校においていじめがなくならない原因は、いじめが犯罪であることを生徒が理解していないためであると考える。


いじめという言葉は今や世間に浸透している。それが、かえって漠然としたイメージしか人々に与えていない。しかし、全体としていじめと捉えるのではなく、いじめる生徒の一つ一つの行為に注目すべきである。例えば、殴る、蹴るといった暴力は暴行罪、傷害罪にあたり、言葉の暴力は名誉棄損罪、金品を要求することは恐喝罪や強盗罪にあたる。このように、一つ一つの行為は立派な犯罪に抵触する可能性がある。しかし、生徒は身近にあるいじめと、遠いもののように感じる犯罪を分けて考えている。いじめを行うことが、将来、前科者として扱われるかもしれないほど重い行為であるとは考えていないのである。


よって、私は、いじめのない学校を実現するためには、幼少期から「いじめは犯罪」であること、そして学校にいじめを訴えるのではなく、警察にいじめを訴えるべきだと教育すべきであると考える。


確かに警察に訴えて実際に犯罪として扱われるいじめはごくわずかだろう。無視される、物を隠される、陰口を言われると言ったいじめでは、その可能性は非常に高い。


しかし、これまで起こってしまったいじめ事件から、いじめられた生徒は学校に訴えてももみ消されることを危惧して動けないということは多いのではないか。


そこで、彼らに「被害届」を出せる警察にいじめを「犯罪」として訴える手段を知らせることで、いじめを解決するための糸口が一つ増えるという効果をもたらす。また、自身が犯罪者になるおそれがあると知ることは、いじめる側の抑止力になる。


よって、いじめという漠然とした単語ではなく、それが犯罪にあたる可能性があるという具体的な指導を幼少期の頃からおこなっていくことで、高等学校でのいじめを減らすことができると考える。(776文字)


【解説】

まず、これは「解答例」にすぎません。

これが正解ではないことは注意してくださいね。

小論文は、これまでの「解答を覚える」勉強とは違うのです。


まず、解答例では書いていませんが、そもそもいじめをなくす必要があるのか?ということも書けます。「なくす必要はない」となれば、その後に書くことがなくなるので、あまり良い流れではありませんね。


次に、誰が指導等を行うのか?解答例では書かれていませんが、考えられるのは、保護者、学校の先生、外部の第三者くらいでしょうか?解答例では、その辺は特定しておらず、誰でもOKとしています。


さらに、どのような指導等をおこなうか?です。解答例では、いじめは犯罪なので告訴できることを教えるべきという結論にしています。かなり強硬な意見ですが、逆に加害者に被害者の気持ちを教えるなどして、自然と加害者が出てくることをなくしていく教育をすべきという考えもあるでしょう。


このように、文章には大枠があります。テーマといってもいいでしょう。

そのテーマに沿った内容を書いていくのです。

このテーマを理解するために、テーマ学習が必要となります。

小論文対策は、テーマ学習と書く練習の両方が必須なのです。片方ができないと、ちゃんとした小論文は書けないのです。



最後に


どうでしたか?

正しいやり方で、対策をしていったら必ず書けるようになります。

いっしょに頑張りましょう!!


気になったら、受験相談を申し込もう!!↓


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